生きていくということ

イン・アメリカ」(@川崎チネチッタ)監督:ジム・シェリダン
アイルランドから夢を追ってニューヨークにやってきた一家(父,母,姉妹の4人)がいろいろな人生の現実にぶつかりながらも生きてゆく話。不幸ではあるのだけれど,それぞれが常に生きることに前向きでいる姿で悲壮感が無いところが良い。そう,私はこういう生を肯定している映画がとても好きなのです。生の肯定ってとても難しいんだけどね。でも,そういうものに出会ったときに「明日も生きよう」って思えることの幸せといったら!(7点)