2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

人生に対して前向きになれる本当に楽しい映画

「スクール・オブ・ロック」(@Zepp Tokyo)監督:リチャード・リンクレイター (記事執筆中)(8点)

この社会は幻想かもしれない。ただ,そんな社会でも僕らにとっては現実だ

「グッバイ、レーニン!」(@恵比寿ガーデンシネマ)監督:ヴォルフガング・ベッカー (記事執筆中)(8点)

女の生命力を感じる佳作

「涙女」(@シブヤ・シネマ・ソサエティ)監督:リュウ・ビンジェン (記事執筆中)(6点)

混沌と緊迫感の演出力に監督の力量を感じる

「殺人の追憶」(@川崎チネチッタ)監督:ポン・ジュノ (記事執筆中)(7点)

原発問題をエンターテイメントで語る快作

「東京原発」(@シブヤ・シネマ・ソサエティ)監督:山川元 (記事執筆中)(7点)

素直なストーリーときれいな画は良い。ただ,雰囲気だけで映画的快感は無い。

「花とアリス」(@TOHOシネマズ川崎)監督:岩井俊二 (記事執筆中)(5点)

演出力不足が惜しまれる傑作ホラーのリメイク

「テキサス・チェーンソー」(@川崎チネチッタ)監督:マーカス・ニスペル (記事執筆中)(4点)

なにがしたかったのか,企画意図のまったくわからない映画

「ホテルビーナス」(@川崎チネチッタ)監督:タカハタ秀太 (記事執筆中)(3点)

人間にまつわるこの悲劇はアメリカのものだけではないはず

「ドッグヴィル」(@川崎チネチッタ)監督:ラース・フォン・トリアー (記事執筆中)(7点)

いまさら感が拭えなかった「カッツイ」最新作

「ナコイカッツイ」(@渋谷ユーロスペース)監督:ゴッドフリー・レジオ (記事執筆中)(5点)

主演クラッシャー,ジョニー・デップがここでも

「レジェンド・オブ・メキシコ」(@川崎チネチッタ)監督:ロバート・ロドリゲス (記事執筆中)(5点)

映画成分濃縮ジュースのような体験

「赤目四十八瀧心中未遂」(@テアトル新宿)監督:荒戸源次郎 (記事執筆中)(7点)

マーケティングで「感動」は作れない

「ブラザー・ベア」(@川崎チネチッタ)監督:アーロン・ブレイズ/ボブ・ウォーカー 確かにこの作品は「政治的に正しく」「どんな客層が見ても大丈夫」なように作られてはいる。でも,この映画を構成するさまざまなパーツから私の心に連想されるのは「作為」…

失礼!ジョン・ウーがP・K・ディックを撮っても大丈夫だった!

「ペイチェック」(@川崎チネチッタ)監督:ジョン・ウー (記事執筆中)(7点)

手持ちカメラの迫力に引き込まれる楽しみ

「21グラム」(@六本木GAGA試写室)監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ (記事執筆中)(7点)

素直な演出による素直な感動

「クイール」(@川崎チネチッタ)監督:崔陽一 (記事執筆中)(7点)

シャーロット・ランブリングの芸達者ぶりを堪能

「スイミング・プール」(@六本木GAGA試写室)監督:フランソワ・オゾン 「8人の女たち」で女の恐ろしさを見せてくれたフランソワ・オゾンの今度の仕掛けはイギリス人女流作家(シャーロット・ランブリング)がリゾートに出た南仏の別荘で,乱入してきた自由奔…

沖縄はそれだけで映画になるからズルい

「星砂の島・私の島」(@渋谷シネ・アミューズ)監督:喜多一郎 (記事執筆中)(5点)

単なる煽情映画

「ハッピーエンド」(@新宿武蔵野館)監督:チョン・ジウ (記事執筆中)(4点)

覚悟も無い作り手から名作は生まれない

「アドルフの画集」(@新宿テアトルタイムズスクウェア)監督:メノ・メイエス (記事執筆中)(5点)

どこまで押井守についてゆけばよいのだろうと思う

「イノセンス」(@川崎チネチッタ)監督:押井守 (記事執筆中)(6点)

あれ?「青の炎」はビギナーズラックだったの?

「嗤う伊右衛門」(@ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ)監督:蜷川幸雄 (記事執筆中)(5点)

益々脂の乗るニコール・キッドマンと益々年寄るアンソニー・ホプキンス

「白いカラス」(@汐留FSホール)監督:ロバート・ベントン この映画でニコール・キッドマンはアンソニー・ホプキンスから精気を吸い取ったに違いない。(6点)

楽しいアイドル映画

「ツインズ・エフェクト」(@TOHOシネマズ川崎)監督:ダンテ・ラム (記事執筆中)(5点)

2月のまとめ

月初めに書いた映画計画とはかなり違ってしまいましたが,鑑賞本数は22本でした。今月はなんといっても「王の帰還」に尽きます。「シービスケット」*1も良作でした。収穫は「油断大敵」がとても楽しかったこと。逆に「マスター・アンド・コマンダー」はそん…

オスカー授賞式

ひさしぶりにリアルタイムで観たオスカー授賞式。渡辺謙さんは残念でしたが,全体的には特に波乱の無い順当な結果でした。「王の帰還」はノミネートされた11部門全て受賞という大金星。まあ,これは前2作の分もあわせての受賞と考えてよいでしょう。さて,次…